フリーランス歴5年で感じる開業して良かったこと困ったこと

フリーランス歴5年で感じる開業して良かったこと困ったこと



フリーランスとして開業して約5年と8ヶ月。
それなりにフリーランスの酸いも甘いも経験してきました。
フリーランスという働き方は自分に合っているので開業して良かったと思っていますが、困ったこともあります。
私の経験から、フリーランスとして開業して良かったこと困ったことを5つずつ述べたいと思います。

開業して感じた良かったこと

(1)時間を自由に使える

正社員でもバイトでも決まった時間に出社して働かなければなりませんが、
フリーランスは一日の時間をどう使おうが自分の自由です。
仕事するのも自由、サボるのも自由、そう英語でいえばフリーダム。
この自由な時間が欲しくてフリーランスになったようなものです。

私は朝が超絶苦手、夜更かし大好きという典型的な夜型人間のため、朝起きなくていいフリーランスという働き方は私のためにあるようなもの。
いや、ちゃんと朝起きて仕事しないといけないのはわかってますよ?
でも長年染みついた習慣はそう直せるものではありません。
高校の一発目の授業で居眠りし、先生に呆れられたぐらいですから。
無理です。早起き。

たまに生活が逆転しすぎて超朝型になることがありますが、1週間ぐらいでまた夜型に戻ります。
無理です。朝型生活。

もうちょっと年取ったら健康のために朝型生活に切り替えようとは思いますが、今は惰眠をむさぼる生活をしたい。
世の社会人が働き出す朝でも寝ていたい。

でもちゃんと仕事はしています。
生活もできています。
これが自分に合った働き方であると確信しています。
素晴らしきかな、自由な生活。

(2)通勤のストレスがない

毎朝、満員電車に押し込まれる通勤のストレスに耐えられない。
通勤に一時間半かかる職場に通っていたとき、朝の満員電車はストレス以外何ものでもありませんでした。
関西だからまだマシだけど、東京の通勤ラッシュを一度体験したときは死ぬかと思った。
満員電車通勤を10年、20年、30年続けるのは無理…。
ムリムリムリムリカタツムリ。

フリーランスには出社などないから通勤のストレスもありません。
通勤という概念とは一生無縁だと思って生きています。
どこでもドアが開発されたら社会人復帰を考えますけど。

(3)飲み会に時間とお金を奪われない

飲み会代って結構かかります。
付き合いが大事なのはわかっているのですが、お酒をあまり飲まないので飲み会代は正直痛いです。
なんでほとんど飲んでいないのに割り勘で払わなきゃいけないんだ。バカヤロウ。
終電を逃してタクシーで帰ることになったらさらなる出費が…。
フリーランスには飲み会はほとんどないので、飲み会代がかかりません。

契約社員時代はたまに飲み会がありましたが、正直あまり飲み会は行きたくなかったです。
気心の知れた友だちと飲むのは好きですが、人見知りな性格ゆえ、打ち解けるまでに時間がかかるので何を話せばいいかわからずあまり飲み会を楽しめず…。
特に大人数の飲み会は苦手です。

それに飲み会は時間も奪われます。
楽しい飲み会ならいいのですが、行きたくもない飲み会に時間を奪われるのはイヤだ!
私は自分の時間を奪われるのがイヤな性格なので、強制参加の飲み会は行きたくない!

とは言え、飲み会を全否定しているわけではありません。
たまにクライアントの方に誘っていただけるのですが、直接合って仕事や業界の話をいろいろ聞けるのでそれはとても私にとって有意義です。
もちろん雑談も楽しむので、それは積極的に行きたいと思っています。

でも、私のように在宅でずっと仕事をしているフリーランスって、クライアントと会う機会があまりなく、普段はチャットでやり取りしているので対面となると結構緊張するんですよね^^;
それは人見知りゆえの悩みですが。

(4)節税がしやすい

フリーランスは自分で確定申告しなければならない面倒くささがありますが、節税がしやすいのはメリットだと思います。
在宅で仕事をしているなら家賃、光熱費、通信費など、仕事に関係する出費は経費にできます。
レンタルオフィスを借りたり、シェアオフィスやコワーキングスペースを利用したりする場合は賃料や利用料を経費にできますしね。

一応書いておくと、家賃や光熱費は仕事で使用した分を按分します。
按分というのは比例した割合で割り振ることです。
たとえば家賃60,000円の場合、家で一日8時間仕事をしているなら3分の1の20,000円を経費できます。
光熱費も同じ割合で仕事時間に応じて按分しています。
休日もあるのできっかり3分の1というわけではないですが、だいたいで大丈夫です。

通信費はプロバイダ代や携帯代などで、プロバイダ代はほとんど仕事のためなので全額経費にしています。
あとは仕事で使う参考書代、アプリ代、ソフトウェア代とかも経費にできます。
仕事上、Dropboxのビジネスプランが必要なので、それも経費にしています。

あと、青色申告書で確定申告すれば最大65万円の控除が受けられるので、かなりの節税になります。
複式簿記で帳簿付けしなければいけませんが、その手間を考えても65万円の控除は大きなメリットです。
私の場合、自分で帳簿付けをしてある程度確定申告書類をまとめ、最終的に知り合いの税理士の方に確定申告書類を作成してもらっています。
1万円でやってもらっているので、かなり安くついています。
ありがたいです。

会社員よりも節税できる範囲が広いので、その点はフリーランスは得だなと思います。
もちろん仕事に関する出費も自分の預金から出ているわけですが、いろいろ節税できるのは大きいです。

(5)家族に何かあった時にすぐ駆けつけられる

正直、フリーランスになったのは理由はこれが一番大きいです。
会社勤めだともし家族が事故にあったり何かあってもすぐ駆けつけられるわけではありません。
会社に事情を話せば早退できると思いますが、難しい場合もあります。

フリーランスもスケジュールによっては厳しいこともありますが、後から取り戻せばいいので時間の都合はなんとでもなります。
実際、一人で住んでいるうちのじいちゃんが目眩で起き上がれなくなった時、私に電話をかけて助けを求めてきたので、すぐに駆けつけたことがありました。
幸いなんともなかったのですが、もし仕事中で誰も駆けつけられず大事に至っていたら…と思うと冷や汗が出ます。
その時はいくつか案件を抱えていましたが、納期が迫っていたわけではありませんし、仮に納期前であっても後から死ぬ気で挽回すればいいだけの話です。

もうひとつ、私には大事なことがあります。
それはうちで飼っている3匹の猫たちです。
一人暮らしで3匹の猫を飼っているのですが、もしもこの子達が病気になった時に仕事でそばにいてやれないのは嫌なんです。
結婚する予定も相手もいないということもあって、この子達の面倒を見れるのは自分しかいません。
実家からそう遠くないところに住んでいて、実家にも猫がたくさんいるので親に頼ることはできますが、自分で飼うと決めた以上は最後まで責任を持たなければなりません。

拾ってきたりもらってきたりと縁があって自分の元に来てくれた子達ですから、できることはしてあげたいのです。
もちろん会社勤めであってもできることはしたでしょうし、別の方法を考えたでしょう。
でも私はフリーランスとして働くことを選び、それは私にとってベストな選択だったと思っています。

もうひとつ飼い猫に関するお話をさせていただきます。
以前、1匹が脱走して4日間くらい帰ってこなかったことがあるのですが、フリーランスだからいつ帰って来ても迎えれたものの、もし会社員だったら不在中に帰ってきても入れてあげれず、路頭に迷っていたかもしれません。
外に慣れていない子は怖さからひとつの場所に一週間くらいじっとしてることもあるそうで、うちの子も散々近所を探し回ったけれど見つかりませんでしたが、4日目にお向かいの庭からひょっこり出てきました。
脱走させた自分が悪いのですが、一人暮らしだと飼い猫が脱走した時に困ります。

この時はほんとフリーランスで良かったなと思いました。
まあ、帰ってくるまでの4日間、近所を探し回っていましたし、気が気じゃなくて仕事どころじゃありませんでしたが。

開業して感じた困ったこと

(1)自己管理が難しい

フリーランスは自己管理も仕事のうちですが、そんなに意思が強い人間ではないので全然できていないです…。
外食はしない派なので自炊はちゃんとしていますが、起きる時間がとにかく遅い。
ほぼ毎日昼過ぎまで寝ています。
これがフリーランスの良さというのもありますが、生活が不規則になると心まで不規則になってきます

「昼過ぎまで寝る」→「起きる」→「なかなかやる気が起きない」→「ダラダラする」→「眠くなってちょっと寝る」→「起きたけれど頭がぼんやりする」→「ネットをする」→「夜になる」→「ようやく仕事に取り掛かる」

ダメな日はこんな感じです。
意思弱すぎっ。
毎日こんなだらしなくしているわけではありませんが、「スランプだ」とかなんとか理由をつけて仕事を先延ばしにしようとする自分がいます。
スランプって言えるほどのレベルではないくせに。

結婚して家族がいればまた変わってくるのでしょうけれど、一人暮らしでフリーランスになるとだらしない生活を送ってしまいます。
戒めてくれる人がいないですし、人に見られていないので緊張感ないですし、自己管理はほんと難しいです。
自分で自分を律するしかないのですが、これがなかなかできない…。

(2)いつまでこの仕事を続けられるのかという不安

今はありがたいことに生活できるだけの仕事をいただけていますが、10年後もこの仕事を続けていられるかと問われると、自信を持ってYESとは言えません。
どんな仕事でも絶対の保証はありませんが、フリーランスは急に仕事が途切れるというリスクがあります
会社員であってもリストラされるので結局は本人次第なのですが、フリーランスは収入が安定しないので常に不安がつきまといます。

この不安を取り除くためにできることはただひとつ。
学び続けること」です。

現状に満足し、新しいスキルや知識を得ようとしないフリーランスは淘汰されていきます。

一歩先を見据えておかなければ、フリーランスとして生き残るのは難しいでしょう。
今はWebライターとしてクライアントから依頼を頂いている立場ですが、将来を考えるなら会社を立ち上げて依頼する立場にならないといけないのかなと思います。
まだ全然ビジョンが見えていないので分からないですが。

(3)老後の年金が心配

会社員なら厚生年金で会社が半分負担してくれていますが、フリーランスにはそれがありません。
国民年金基金に加入したり付加年金を払ったりするという選択肢もありますが、収入を安定させるまではそこまで手が回りません。
そろそろ年金のことも考えないといけないのですが、つい後回しになってしまって…。

フリーランスが普通に年金を払っているだけでは会社員より受給できる額は少ないでしょう。
私が定年を迎えるころには年金なんてあてにならなくなっている可能性もありますが、老いてからも困窮するのはイヤだ…。

一応国民年金基金と付加年金のリンクを張っておきます。
加入するなら早めの方がいいと思います。
私はまだ加入していませんが…。

リンク:国民年金基金
国民年金基金

リンク:付加年金
付加年金

(4)人と会わないことによる弊害

自宅で仕事をしているのでほとんど人と会いません。
非社交的な性格でできれば一人でいたいタイプなのですが、人と会わないことで色々な弊害が起きています。

まずひとつに久しぶりに人と会うとうまく話せない
「話す」という行為は習慣でもあるので、会社勤めだった時は曲りなりにもコミュニケーションをとってきましたが、人と会わなくなったことでどんどんコミュ障が深刻化していくのを感じています。
人と会わないから話題はネットかテレビで仕入れた情報だけですし、友達と会っても目新しいことがないから自分から提供できる話題がなくて…。
先日、久しぶりにフリーランスの友達と会ったのですが、お互い人と会っていないので新しい話題がなく、昔の話を掘り返すしかありませんでした。

他にも弊害はあります。
在宅フリーランスはめったに人と会わないので人脈が全然広がりません
クライアントの紹介で人脈が広がることもありますが、めったにないです。
紹介していただいてもチャットかメールでしかやり取りしないので、人と会わないことの問題解決にはなりません。
フリーランスは自ら出会いを求めに行かないと人脈が広がらないということを痛感しております。

しかし、生まれながらの人見知りの性格ゆえ、一人で異業種交流会やフリーランスの集まりなどに参加する勇気がありません。
無理です、初対面。

まあ、今のところそんなに困っていないのですが、もし今お世話になっているクライアントの契約が終了したらどうしようという不安はあります。
その時はフリーランス向けの求人サイトで新しい案件を探すしかないのですが、人脈があれば仕事を紹介してもらうという選択肢もあるのかなと思います。

(5)運動不足に陥る

フリーランスになってから運動不足が深刻化しています。
契約社員時代は通勤がそれなりに運動になっていましたが、フリーランスになってからは外に行く機会がめっきり減って運動不足になっています。
中高とサッカー部だったのにあまり走るのが好きじゃなくて、ジョギングをする気もなく…。
太らない体質なのでメタボの心配はなさそうですが、足腰の筋肉を鍛えておかないと将来が心配です。

年老いてから同世代が元気に自分の足で歩いているのに、自分だけ杖を使うなんてイヤ!
せめて足腰だけでも鍛えておかないと、将来が不安でなりません

まとめ

フリーランスになって良かったのは間違いありませんが、困ったことをどう解決するがこれからの課題です。
しかし、自己管理が苦手だからといってフリーランスに向いていないとは思いませんし(しないといけないですが)、人と会わないからといってフリーランスをやめようとも思いません(会う機会を自ら作るべきですが)。
自分なりの働き方を確立していくのもフリーランスの醍醐味で、10人フリーランスがいれば10人それぞれの働き方があります。

それよりフリーランスに向いていないのは、「自分で考えない人」だと思います。
困難な状況でも考えることを楽しめる人」はフリーランスに向いている、というのが私の持論です。
考えるのが疲れる時もありますが、考えないとフリーランスとして生き残っていけません。
特にWebライターという仕事は常に新しい記事を考えないといけないので、考えるのが仕事です。

フリーランスになりたいという方は、私の経験を参考に自分に合っている働き方かよく考えてみてください。

執筆:モジャイダー






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