仕事の悩み

器用貧乏は損なのか?勝機は総合力にアリ!仕事につなげるための戦略

器用貧乏

「器用貧乏」で何でもそつなくこなせるけど、突出したスキルや芸がない。何でもこなせるがゆえに他人から頼まれごとをすることが多く、「損してるなあ」と感じている。「器用貧乏」という性格のせいでこうした悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

私もどちらかと言うと「器用貧乏」で、一芸に秀でているものがなくいろいろ中途半端です。同じ悩みを抱えている方に、「器用貧乏」をプラスに変える考え方を教えます! ものは考えようで見る角度を変えれば「器用貧乏」も悪くないと感じるはずです。

器用貧乏は「器用でも大成しない」と言われる」

「器用貧乏」というのは、器用であるがゆえにいろいろなことに手を出すも、どれも極められず中途半端になることです。器用であるがために大成しない、器用さに目をつけられて他人から都合よく使われるという意味で使われます。

「器用」と褒めつつも、「貧乏」と貶めているこの言葉は、「何でもそつなすこなすけど中途半端だよね」と揶揄する意味で使われることが多いです。「貧乏」という言葉が持つ「金銭的に貧しい」という意味はほとんど含まれませんが、「器用なのに大成しない」=「お金持ちになれない」と解釈すれば合点がいきます。

「貧乏」という言葉のせいでマイナスの印象が強くなる言葉ですが、「器用」と褒めていることには変わりありません。「器用貧乏」は主に否定的な意味で使われますが、「万能」「オールマイティ」「ジェネラリスト」など肯定的な意味で解釈することもできます。

器用貧乏の長所は「選択肢を多く持てること」


器用貧乏な人の長所は、幅広い物事に興味を持つため守備範囲が広く、器用であるがゆえにたいていのことは上手にこなせる点です。不器用な人からすれば、何でもこなせる「器用貧乏な人」は羨ましく感じるかもしれません。

何をするにしても出来ないよりも出来た方がいいですし、何でも器用にこなせるのであれば努力次第で上のレベルに行けます。「器用貧乏」と言われるのは突出したスキルがないからであって、一芸を身につければ揶揄されることもなくなるでしょう。

それに、たいていのことを器用にこなせるということは「選択肢が多く持てる」ということです。たくさんの選択肢の中から自分の好きな仕事や趣味を見つければいいのですから、すごく恵まれた状況にあると言えます。

器用貧乏の短所は「ひとつに集中できない」


「器用貧乏」は何でも少し努力すれば出来てしまうがゆえに飽きっぽく、ひとつのことに集中できないのが短所です。幅広く興味を持つのは良いことですが、何でも手を出しすぎると中途半端になってしまうでしょう。

選択肢が多いとひとつを選ぶのが難しくなり、情熱を傾けられるものが見つかりにくくなります。それが「器用貧乏」の大きな悩みです。

私は『マツコの知らない世界』を観るといつも、ひとつのことに人生を捧げている人が眩しく感じます。自分には人生の大半の時間を注げるくらい熱中しているものがないので、そうしたものに出会えた方々が羨ましいです。

「器用貧乏」と自覚されている方の多くは、私と同じように熱中できないものに出会えていない自分を寂しく感じているのではないでしょうか?

器用貧乏は損ではなく「他人の役に立てることが多いと考える」


器用であるがゆえによく他人から頼まれごとをされる性格で、引き受けるたびに自分は損していると感じている「器用貧乏」な方は多いのではないでしょうか?

「あなたが作ったほうが綺麗に仕上がるから」「君が作った資料は見やすいから」とおだてられて承諾するものの、「都合よく使われているだけではないのか?」と疑心を抱いてしまうと、損していると感じることでしょう。私もそうです。おだてられたら木にも登ります。

ものは捉えようで、損だと感じれば嫌な気持ちになってしまいますが、経験や知識を得る機会が増えると捉えれば頼まれごとを引き受けるのも悪くありません。雑用を押し付けられたと思ってしまうと悲しくなりますが、早く終わられるように工夫してみるなど、考えながら取り組めばきっと自分の糧になります。

徳のある人の周りには自然と人が集まる、これを「桃李成蹊(とうりせいけい)」と言います。頼まれごとをすることで徳が積み重なっていけば、いつかプラスになって自分に還ってくるでしょう。

世の中には小狡く他人を使ってやろうという人もいますが、そういう人の周りには人は集まりませんし、「器用貧乏」でも他人に手を差し伸べられる人の周りには自然と人が集まってきます。「器用貧乏」を損と捉えるか、他人の役に立てることが多いと考えるかは自分次第です。

「器用貧乏」は総合力を武器にすべし!

「器用貧乏」は、「総合力が高い」と言い換えることもできます。「突出したスキルがない」と嘆く前に、多くのことを器用にこなせる平均値の高さを武器にすることを考えてみましょう

何でもこなせるというのは誰でもできることではありません。「器用」という長所がないと「器用貧乏」と言われないわけですし、多くのことを器用にこなせるのは地力がある証拠ですから、他人よりいろいろこなせる自分を前向きに捉えてみてください。

ひとつのことに特化するのが苦手であるなら、複数のことを少しずつレベルアップしていけばいいのです。そうして自分の武器を増やしていけば仕事にもつながるでしょう。

「器用貧乏な人」は出来ることが多いのですから、無理にひとつに絞る必要はありません。いろいろなことをやっていれば、何かのきっかけで極めたいことに出会えるかもしれません。

熱中できるものがないということは、今はまだ出会っていないだけかもしれませんし、一定の壁を越えないとその面白さが分からないこともあるでしょう。それを理解するためにも全体のレベルアップが必要です。

今とくにやりたいことがないのであれば、自分が出来ることをリストアップしてその中から興味が強いものを選んでスキルを磨いてみるのもよいかと思います。

器用貧乏は「ジェネラリストを目指す」という選択肢もある

「ジェネラリスト(幅広い知識や経験を持つ人)」は、「器用貧乏」に近い言葉ですが、ビジネスでは肯定的な意味で使われます。

「スペシャリスト(専門知識を持つ人)」の方が優れていると考える方が多いですが、専門技術は異業種では役立てにくいというデメリットがあります。一方、ジェネラリストは幅広い知識や経験を有するため、異業種にチャレンジしやすいですし仕事の選択肢も多いです。

「器用貧乏」であるならば、ジェネラリストを目指してみるもよいかもしれません。コミュニケーション力があるのなら、プロジェクトを牽引するのに向いているでしょうし、幅広い知識があれば異職種の人とも会話しやすいでしょう。

スペシャリストは特定の分野で能力を発揮しますが、プロジェクトは統括する人がいないとうまくいきません。その役割を担えるのがジェネラリストです。

「器用貧乏」であるならたいていのことは器用にこなすでしょうから、携われる仕事も多くなるでしょう。そうして自分の経験値を積み上げていけばきっと将来の糧につながります。

まとめ

「器用貧乏」は決して悪いことはありません。揶揄する意味で使われることが多いですが、「器用」であるなら努力次第で突き抜けることだって出来るはずです。

「器用貧乏」は損をしていると感じているならば、出来ることがたくさんあって選択肢が多いのは恵まれていると考えてみてください。出来るというのはいいことですよ。

Twitterで毎日フリーランス情報を発信しています!






4 件のコメント

  • はじめまして、検索でたどり着きました。自分も含めてそういう人たちって以外と多いのかな?と思い記事を読ませて頂きました。すごく参考になりました。ありがとうございます!
    こちらの記事を私の記事中に紹介させてもらっています。
    もし、不適切であれば削除しますのでお知らせください。

    • コメントありがとうございますm(_ _)m

      記事を紹介していただけて嬉しいです(^^)!

      マルチポテンシャライトという呼び方もあるのですね。勉強になりました。

      器用貧乏だと後ろ向きな意味が強くなってしまうので、日本語でもっと前向きな表現があればいいですね。

  • お返事ありがとうございました!
    ブログはじめたばかりで色んなブログを見たりしてるのですが、コメントしても良いものか迷ってました。
    なんか、ワードプレス界隈はコメント自体がタブーな風潮でもあるのかな?とか思いまして(´ω`;)
    ノウハウとかコンサルとかサロンとかを販売されてる方とか多いからかもですが、どこにも属してない私には実はコメントの敷居が高かったのです。
    お返事もらえて嬉しかったです。

    日本語でもっと前向きな表現思いついたら是非教えてください。それを名乗りますヽ(´▽`)ノ

    • > ワードプレス界隈はコメント自体がタブーな風潮でもあるのかな?とか思いまして

      いえいえ、そんなことはないですよ。コメントをいただけるのは嬉しいものですから(^^)

      私も特にどこかのサロンや集まりに属しているわけではないですし、フリーランスは各々活動されている方が多いので、ブログのコメントやSNSは他のフリーランスやブロガーの方とコミュニケーションがとれる貴重な場と思います。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。