クラウドソーシングの仕組みをわかりやすく図で解説!3種類の案件それぞれの稼ぎ方

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングという言葉を耳にしたことはあるけれど、具体的にどんなサービスでどんな仕組みになっているのかわからない。どうやって稼ぐのかよくわかっていない。そうしたフリーランス初心者のために、クラウドソーシングの仕組みを一から解説します。

図でわかりやすく解説しているので、それを見るだけでクラウドソーシングの仕組みを理解していただける内容となっています。未経験からフリーランスを目指している方は、クラウドソーシングの仕組みを理解して賢く稼いでいきましょう!

クラウドソーシングの仕組み:ネットで案件マッチング

クラウドソーシングは「群衆」を意味する「Crowd(クラウド)」と、「業務委託」を意味する「Sourcing(ソーシング)」を組み合わせた造語です。クラウドサービスの「Cloud(雲)」ではなく、「Crowd(群衆)」を語源としている点に注意してください。

クラウドソーシングはネット上で不特定多数の人に業務の受発注を行うサービスです。

発注者は条件を提示して募集を行い、受注者はその募集を見て案件に応募するか判断します。簡単に言えば、仕事を発注したい人と、仕事を受注したい人をオンラインでマッチング・仲介するのがクラウドソーシングです。

クラウドソーシングの仕組み

発注者をクライアント、受注者をワーカーと呼んだりします。受注者はクラウドソーシングの登録者となる必要がありますが、発注者と受注者は必ずしも雇用関係を結ぶわけではありません。

アウトソーシング(外部委託)は外部の専門業者や個人に1対1で受発注を行いますが、クラウドソーシングは全国の発注者(クライアント)が全国の受注者(ワーカー)に幅広く募集をかけるため、その点に大きな違いがあります。

また、クラウドソーシングでは専門職種の人以外、副業をされている人や家事や育児の合間に仕事をしたい主婦の方々も対象として案件を募集するのが特徴です。受注する側は求められるスキルやタスクを完了する時間があれば誰でも案件に応募できます。

求人サイトとも違うのは、クラウドソーシングは案件の受発注の場を提供するサービスである点です。求人サイトは企業と求職者を1対1でマッチングを行いますが、クラウドソーシングはオンライン上で不特定多数に向けて募集をかけるため、その点も違いがあります。

クラウドソーシングでの報酬支払い・受け取りの仕組み

クラウドソーシング報酬の支払い・受け取りの仕組み

クラウドソーシングでは、発注者と受注者が直接報酬を支払ったり受けったりすることはありません。報酬の支払い・受け取りはすべてクラウドソーシングが仲介・代行します

報酬システムはクラウドソーシングによって異なりますが、基本的に発注者は払いや仮払いをしてから依頼をするため、未払いのトラブルを防げます。フリーランスにとって報酬の未払いが一番困るので、ほぼ確実に報酬が支払われるのがクラウドソーシングを利用するメリットです。

個人で契約を交わすと未払い時に自分で対処しなければなりませんが、クラウドソーシングを利用することでそのリスクを回避できます。

ただし、クラウドソーシングでは仕事の受注者が手数料を支払う仕組みになっている点に注意してください。手数料はクラウドソーシングや報酬額によって異なりますが、5〜20%くらいの手数料がかかります

実際に手元に入ってくる報酬は手数料が差し引かれた後の額ですので、そのままの額が入ってくると勘違いしないようにしましょう。

クラウドソーシングの案件は3種類(タスク・プロジェクト・コンペ)

クラウドソーシングの案件は以下の3種類があります。

  • タスク形式(低単価だが簡単な仕事が多い)
  • プロジェクト形式(契約を結んで仕事を受注する)
  • コンペ形式(採用された1件のみ報酬が発生)

タスク形式

クラウドソーシング・タスク形式

「タスク(Task)」は、「仕事」や「作業」といった意味の単語です。仕事や作業を細かく分けた時の単位と考えてください。
(例 タスク1→情報を集める、タスク2→情報をまとめる、タスク3→情報をファイルに記入する)

クラウドソーシングにおけるタスクも「仕事」や「作業」という意味で、クライアントが指定した作業をワーカーが任意で行う仕組みです。作業はクラウドソーシングのサービス内で行い、承認をされたらタスクが完了となり報酬が支払われます。

タスク形式では発注者と契約関係を結びません。

タスクは大量に発注されることが多く、ワーカーは自分のできる範囲で作業を行います。データ入力やアンケートなど、短時間で完了できる作業が多いです。

報酬は3つの中で最も低く、数百円の低単価のものが中心ですが、中には1,000円前後の単価のタスクもあります。低単価のタスクはひとつずつの報酬は少ないため、短時間で数をこなして稼ぐのが基本です。

タスクの募集期間と募集数は決められていますが、ノルマはないので空いている時間に作業するのに向いています。気軽にできる仕事ですし、簡単な作業が多いため初心者向きです。

プロジェクト形式

クラウドソーシング・プロジェクト形式

プロジェクト形式では、発注者が条件を提示して募集を行い、それに受注者が応募するタイプの案件です。発注者と受注者は事前に条件を相談し、互いに納得がいけば契約を結んで正式に仕事を発注します。

基本的に単価はタスク形式よりも高いです。報酬は事前に決めた額を支払う「固定報酬制」と、稼働時間と時間単価を掛けて計算する「時間単価制」があります。条件のいい案件が多数ありますし、最初の受注で気に入ってもらえれば継続して依頼してもらえるかもしれません。

クラウドソーシングで稼ぐには、プロジェクト形式で受注し、継続依頼を得た上で単価交渉をするのが現実的です。

未経験のフリーランスが稼ぐ方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

未経験のフリーランスが稼ぐための5つの戦略【総集編】

コンペ形式

コンペ形式

コンペ形式は発注者が制作物の希望を掲載して募集を行い、複数の応募の中から採用された作品にのみ報酬が支払われる案件です。

ロゴやイラストといったデザイン関係の案件から、キャッチコピーやコピーライティングなどの案件があります。

報酬はプロジェクト形式よりも高めに設定されていることが多いですが、採用されなければ報酬を得られません。クライアントに選ばれた1名のみが報酬を得られる仕組みなので、他の方式と違って無報酬になるリスクがあります。

自分の実力を試してみたい、制作物に自信がある方はコンペ形式にチャレンジしてみてください。

登録しておきたいクラウドソーシング

クラウドソーシングによって扱っている案件が異なるので、複数のクラウドソーシングに登録して案件チェックすることをおすすめします。

クラウドワークス」はまず登録しておきたいクラウドソーシングです。大手なので案件数が多く、未経験でも応募可能な仕事もたくさんあります。

クラウドワークス」で扱っている仕事の種類は200以上あって、一例を紹介するとWeb制作、アプリ開発、デザイン、写真撮影、動画作成、ライティング、コピーライティング、翻訳・通訳、ネットショップ構築、コンサルティングなどの案件が見つかります。

未経験スタートであれば、「クラウドワークス」でまず1件受注してみてどのようにオンラインだけのやり取りで仕事を進めるのか体験してみてください

クラウドソーシング

「ランサーズ」も有名なクラウドソーシングです。「クラウドワークス」とあわせて登録しておきましょう。

ランサーズ

「Bizseek」は手数料が安い(5〜10%)クラウドソーシングです。最高でも10%なので、他のクラウドソーシングと比べると手数料の負担を抑えられます。

「クラウドワークス」や「ランサーズ」と比べると知名度は低いですが、ライバルの少ないクラウドソーシングを狙うのも戦略のひとつです。

Bizseek

ライター専門のクラウドソーシングもあります。ライター向けに独自のライティングテストを実施していて、合格すると高単価の案件に応募できます。

自分の今の実力を把握するためにテストを受けてみてはどうでしょうか。合格すれば「プラチナライター」という称号も得られるので自信になります。


サグーライティングプラチナ

クラウドソーシングを経験と実績を積むために活用

「クラウドソーシングは果たして稼げるのか」と疑問を持たれている方は多いことでしょう。元も子もないことを言ってしまえば、稼げるかどうかは人によります。

というのも、クラウドソーシングは案件によって単価が差があるからです。実力のある人ならばコンペ方式で高単価の案件で報酬を得られるでしょうし、プロジェクト形式で高単価の案件を受注できれば十分に稼げます。

しかし、クラウドソーシングは低単価の案件も多いため、未経験であったり経験が浅く実力が低い時は高単価の案件で稼ぐのは難しいでしょう。

また、上述したようにクラウドソーシングには利用手数料がかかるため、報酬がそのまま自分の手元に入ってくるわけではありません。手数料はクラウドソーシングによって異なりますが、直接契約して仕事を請け負うよりも報酬は安くなってしまいます。

さらにクラウドソーシングでは直接取引を禁止しており、規約を破るとアカウントの停止だけでなく違約金が発生するので注意してください。「ランサーズ」の場合は直接取引は一切禁止、「クラウドワークス」は5年以内の直接取引を禁止しています。

クラウドソーシングも営利サービスなので当然の規約と言えますが、手数料がかかる点と直接取引が禁止されている点はデメリットとして考えておかなければなりません。クライアントと連絡先を効果にして直接連絡するのはOKですが、仕事の受発注はクラウドソーシングを通して行わないと規約違反となってしまいます。

ただ、未経験者が仕事を見つけたり、経験を積んだりするのには非常にいいサービスです。未経験だと直接取引してくれるクライアントを見つけるのは大変ですが、クラウドソーシングであれば未経験でも応募可能な案件が多数あるので、経験がなくても仕事の受注はできます。

私の経験上、クラウドソーシングで経験と実績を得た後、フリーランスの専門の求人サイトで直接取引してくれるクライアントを探す。これが未経験から効率の良く報酬アップを実現する方法です。

執筆:モジャイダー






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