15分仕事→5分休憩のサイクルで仕事に取り組みやすくする、ポモドーロ・テクニックより始めやすい

15分仕事 5分休憩のワークサイクル

在宅で仕事をしていると、仕事に取り掛かるまでに時間がかかってしまいませんか? 日によっては仕事のやる気が出ず、一日仕事をせずに終わるということも…。

仕事のモチベーションが上がらないときは、「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルにすると取り組みやすいです。ポモドーロ・テクニックでは25分ですが、私は15分サイクルを実践しています

たった3つのルールを守るだけで、驚くほど仕事がはかどります。「どうも仕事のやる気が出ない…」というときは、「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルを試してみてください。

「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルで集中力を上げる

1時間、集中して仕事をするのはけっこうしんどいです。調子のいいときは「たった1時間」ですが、やる気が出ないときの1時間は長いですよね。

私は仕事のモチベーションが低いときに、「15分仕事」→「5分休憩」のテクニックを使っています。ポモドーロ・テクニックは「25分仕事」→「5分休憩」のサイクルですが、それよりも短い「15分」なので着手するハードルがかなり低いです

やってみるとわかるのですが、15分はあっという間なので、時間を無駄にしないためには集中せざるを得ません。1時間かかる仕事であれば、そのあっという間の15分を4回繰り返すだけで終わります。休憩を入れると1時間20分。

仕事に取りかかれないときは、まず着手することが大事です。ポモドーロ・テクニックが推奨する「25分サイクル」でも着手しにくいときは、「15分サイクル」で仕事をしてみてください

モジャ
やる気がないときも、「15分ならやってみよう」という気持ちになります

いったん仕事に取り掛かると徐々に集中力が高まり、「15分仕事」→「5分休憩」を数回繰り返すとひとつのタスクがいつの間にか終わっています。時間のかかる仕事はタスクを分割したりステップを分けたりして、「15分仕事」→「5分休憩」でひとつずつ終わらせるようにしてみてください。

「15分仕事」→「5分休憩」のルール

「15分仕事」→「5分休憩」のルールは簡単で、15分仕事をしたら必ず5分の休憩を入れる。たったこれだけです。

いったん集中に入ると、15分では物足りなくなってきます。しかし、このテクニックは脳を回復させながら集中力を維持するのも目的なので、「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルをきっちり守るのがポイント。

このテクニックを使うときは、以下の3つのルールを徹底しています。

  • 15分経ったら作業をスパッと中断
  • 5分の休憩中はスマホ・パソコンを見ない
  • 5分休憩が終わったらすぐに再開する

「15分経ったら作業を必ず中断する」のはとても重要で、15分のタイマーが鳴ったらスパッと仕事を中断します。どれだけ中途半端でも休憩に入るのです。

これには理由があって、あえて作業を中途半端にして休憩に入ることで、「早く再開して続きを済ませたい」という心理にします。そうすると次の15分もスムーズに着手できる、という算段です。

モジャ
どんなに筆が乗っても15分できっちり休憩を入れます
あえて区切りの悪いところで中断するのがミソです

また、脳と目が疲れる前に強制的に休憩を挟んで集中力を回復させるのも狙いです。疲れが溜まる前に小休憩を入れます。

休憩の際は、スマホとパソコンの画面を見ないようにしましょう。5分休憩は目を休ませるためでもあるので、休憩中にスマホやパソコンを見てしまうと休憩の効果が薄れます。

5分の休憩中は、立ち上がって伸びをしたり、ストレッチをしたりするとリフレッシュ効果が高まります。座りっぱなしで仕事をすると血流が悪くなり、集中力が下がってしまうので、5分休憩で体を動かして血流を良くするのがおすすめです。

おすすめのタイマーアプリ

目視で時間を確認するのではなく、タイマーできっちり時間を計りましょう。ポモドーロ・テクニックでもタイマーを使います。

タイマーアプリはなんでもいいのですけれど、私が使っているのは以下の2つです(iOSのみ)

タイマーアプリ@Timer

時間単位をプリセットで選択できて便利です。時間をタップするだけでタイマーが開始します。広告はなし。自動スリープになってしまうのが唯一残念なところ。

タイマーアプリ 砂時計 Best Sand Timer

デジタル砂時計のビジュアルが素敵です。自動スリープにならないので、残り時間を確認しながら15分作業したときはこっちが使いやすい。

ポモドーロ・テクニックのやり方

「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルの元となっているポモドーロ・テクニックのやり方を紹介します。

  • 1:取り掛かるタスクを選択する
  • 2:タイマーを25分にセットしてタスクに取りかかる
  • 3:25分作業をしたら休憩する(5分程度)
  • 4:1〜3を繰り返す
  • 5:サイクルを4回繰り返したら長めの休憩をとる

作業時間が25分になっただけで、やり方は一緒です。参考にしているので当たり前ですけど…。

ポモドーロ・テクニックそのままでもいいのですが、仕事のやる気が出ないときは25分でも長いと思ってしまうので、15分に設定しています。ひとつの仕事が完了するまでの時間が伸びますが、着手できないよりはいいですよね。

最後に:仕事に取り掛かりやすい仕組みを作る

在宅ワークは、仕事とプライベートの区切りをつけにくいのが悩みです。仕事部屋があったり、作業用の事務所を借りたりしていれば切り替えやすいですが、ワンルームだと意識的に仕事モードのスイッチを入れなければなりません。

「仕事に取りかかれないのは自己管理ができていないから」と言われればそれまでですが、自分の意思はうまくコントロールできないものです。

長年、在宅フリーランスをやっていて、仕事に取り掛かりやすい仕組みを作ることが必要だなと思います。私にとって、「15分仕事」→「5分休憩」がその仕組みです。

ポモドーロ・テクニックや「15分仕事」→「5分休憩」のサイクルのように、仕組みさえ作ってしまえばあとはそれに従えばいいので、自己管理が楽になります。仕事単位で考えると着手するのが億劫になりますが、タスクを分割してひとつずつ片付けるようにすれば着手するハードルが下がるでしょう。

「15分仕事」→「5分休憩」は私なりのやり方なので、絶対にこのサイクルがいいというわけではありません。大事なのは自分に合っているかどうかなので、自分のやりやすい仕組みを見つけてくださいね。

ABOUT ME
ケンタトニック(旧モジャー)
コンテンツSEOに強いフリーランスのWebディレクター/Webライター、フリー歴10年。 ディレクション受注実績:出版社、営業ツール、音楽スクール等のオウンドメディア運用・改善。
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