高校の時から夜型生活者で、二度寝がなによりも好き。フリーランスになってから夜型生活に拍車がかかり、夕方起きるなんて日はしょっちゅう。
そんな夜型生活を20年以上もつづけてきた私は、「夜型生活にほぼメリット」はないと悟り、朝型生活に切り替えました。今は普通の朝型生活が心地よくてたまらない。
夜型生活にメリットはないと感じた理由は5つあります。あくまでも私見ですが、夜型から朝型に切り替えるべきかと悩んでいるかたは、ぜひ参考に。
【目次】
夜型生活はメリットが少ないと思った5つの理由
夜中のほうが作業が捗るとは思えない
夜は人も動物も寝静まって、静かな環境で仕事ができるじゃん。集中力も上がるじゃん。
そう思っていた時期が私にもありました。
たしかに夜のほうが静かですが、夜型生活をするメリットというほどではありません。周りが騒がしい場所に住んでいるわけではないですし、仕事や生活に支障が出るほど騒音がひどい居住地なら引っ越します。
静かで作業しやすいからという理由で夜型生活をするのは、メリットとしては弱い…。
わたしの場合、朝型のほうが集中して仕事をする時間が長くなりました。
夜型だったときは、起きてから頭がハッキリするまで時間がかかっていたので、なかなか仕事に取りかかれませんでした。夜中に集中して仕事するのが効率がいいとは思えませんし。
わたしは、夜よりも朝のほうが集中に入りやすいです。早く仕事終わらせると、スッキリした気持ちで夕方からのプライベートの時間を過ごせるので、集中力が高まります。
夜型が染み付くと眠りたくても眠れなくなる
「眠りたくても眠れない」というのは、夜型生活をしていたころの悩みでした。布団に入って眠りにつくまで最低でも1時間はかかっていました。
生活サイクルが乱れているので、早く眠ろうとしても眠れないのは当然ですよね。翌朝が早い用事があるときは、いつも寝不足で行っていました。
旅行の前日にしっかり眠っておかないと、旅行当日に頭がボンヤリした状態になるので、全力で楽しめた気がしません。寝不足の体でUSJとかディズニーのアトラクションに乗るのはキツイですし…。
夜眠れないのは、夜型生活の人に多い悩みのようですね。
朝型生活に切り替えてから、布団に入ってからスッと眠れるようになりました。長くても30分で入眠できます。
眠りたいのに眠れないという悩みが解消され、眠りも深くなって、翌朝はスッキリ起きられるようになりました。これはめちゃめちゃ大きな変化です。
在宅フリーランスなので何時に起きてもいいのですが、8時には起きるようにしています。超夜型生活をしていたときは、朝の8時に寝たりしていました…。
入眠に時間がかかるのは運動不足も影響しているのでしょうけれど、朝型に切り替えれば、夜に自然と眠気が襲ってきて、短時間で入眠できるようになります。
夜型は食事の時間が不規則になる
夜型生活をしていたときは、夜中に食事をすることがしょっちゅうありました。超夜型で夕方に起きていたときは、夕方にご飯食べて夜中にもご飯を食べるという、超不規則な生活をしていました…。
夜中に食事をするとエネルギーが消費されにくいため、肥満の原因になるそうです。食事の時間が遅くなると眠る時間も遅くなるので、夜型生活から抜けだせなくなります…。
太らない体質だと思っていたのですが、30歳を越えて夜中に食べる生活をつづけていたら、さすがにお腹が出てきました…。運動は好きではないので、朝型生活に切り替えて肥満を回避することに。
寝る前に食事をとると、睡眠中に胃が消化活動して眠りが浅くなるので、夜22時以降は食べないようにしています。早めに夕食を食べるようにしたところ、眠りが深くなって、早起きしやすくなりました。
深夜の食事は健康にも睡眠にも影響するので、やめたほうがいいですよ。
日中の仕事の連絡が遅くなる
夜型生活で起きる時間が遅くなると、仕事の連絡が遅くなってしまうのが大きなデメリットです。
わたしは在宅フリーランスで、クライアントとの連絡にはチャットを使っています。返信は即時が必須というわけではないですが、レスポンスは早いほうがいいです。
連絡が遅くなるとクライアントの仕事に支障が出るときもありますし、返信が早いほうが信頼されます。
夜型生活をしていたときも、チャットの通知があれば起きてすぐ返信していましたが、頭が回っているので打ち間違をすることもしばしば…。致命的なミスをしたことはないですが、相手に失礼ですよね。
クライアントの多くは9〜18時営業が多いので、その時間に合わせて連絡します。チャットはいつ投稿してもいいのですが、あまり遅い時間だと相手が迷惑するかもしれないので、日中の連絡が望ましいですね。
フリーランスが継続して受注するには信用が大事なので、返信は早めが吉です。
仕事の連絡の点も考えると、やはり夜型生活にメリットはないなと感じます。それどころか、連絡が遅いとデメリットにすらなりうる…。
夜型は肌が荒れやすい
夜型は肌荒れも悩みのひとつ。お風呂は毎日入って洗顔もしていたのですが、夜中に食事をしていたせいもあるのか、ニキビがよくできていました。
不規則な生活をしていると、免疫力低下や自律神経の乱れによって肌荒れが起きやすくなるそうです。皮脂が過剰に分泌されると、ニキビができやすくなります。
朝型生活に切り替えてから、ニキビが減りました。ニキビ跡が残るのも嫌なので、肌荒れしなくなってよかったです。
若いうちは少しくらい肌荒れしても気にしませんでしたが、歳をとるシミが定着しやすくなるので、今のうちに朝型生活に切り替えておこうかと。
夜型が染み付いていても朝型に戻すことは可能
体内時計(サーカディアン・リズム)は人によって違っていて、遺伝によるものという研究もあります。体内時計が長い人ほど夜型になりやすいそうです。
体内時計をつかさどる時計遺伝子も発見されていて、生活リズムは遺伝子との関わりも深いという研究もあります。
遺伝子レベルで決まっているなら、夜型の人が朝型に戻すのは難しいのでは? と考えてしまいますよね。
でも、根っからの夜型だったわたしは、朝型生活に切り替えることができました。もともと朝型の体内時計を持っていたのかもしれませんが、20年以上もつづけた夜型を直せたので、朝型に戻すのは可能だと思います。
夜型から朝型生活に戻した具体的な方法は、こちらの記事で解説しています。急に朝型生活に戻すのは無理なので、徐々に朝型に切り替えていくことをおすすめします。
追記:2019/10/14
メンタリストのDaiGoさんがYouTubeで、「夜ふかしの方が早起きより優れている」という話をしています。遺伝子のタイプによって、健康的な生活を送っているのに夜ふかしになる人は、夜ふかしするほうが能力を発揮しやすい人がいる。夜ふかし型は分析能力が高いの年収が高い。とのこと。へー。
夜ふかし型でも2時までには寝たほうがいいんだって。なるほど。