【図解】サーチコンソールで記事の「流入キーワード」を調べる方法、SEOへの活用方法

サーチコンソールで記事の「流入キーワード」を調べる方法

サーチコンソール(Search Console)を使えば、記事の「流入キーワード」を調べられます。「新しいサーチコンソールでの手順の使い方がよくわからない」という方も多いと思いますが、「流入キーワード」は3ステップで調べられるので、やり方は超簡単です。

本記事では、サーチコンソールで記事の「流入キーワード」を調べる方法と、「流入キーワード」の調査で分かることについて解説します。SEO対策をする上で重要な調査になりますし、手順は簡単なので、ぜひ覚えてくださいね。

サーチコンソールで記事の流入キーワードを調べる方法(手順)

「流入キーワード」は、サーチコンソールの「検索パフォーマンス」から調べられます。

やり方は超簡単で、「検索パフォーマンス」→「新規」→「ページ」に調べたいURLを入力するだけです。

1:「検索パフォーマンス」→「新規」をクリック

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順1

2:「ページ」をクリック

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順2

3:流入キーワードを調べたいページのURLを入力し、「適用」をクリック

今回は、この記事(超夜型だった私が朝型に切り替えるために実践した超簡単な6つのこと)の「流入キーワード」を調査してみます。

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順3

すると、このように「流入キーワード」が一覧で表示されます

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順4

2つの記事の「流入キーワード」や「クリック数」を比較する

単体記事の「流入キーワード」の調査する方法以外に、2つの記事の「流入キーワード」や「クリック数」を比較することもできます。

手順は先ほどと同じで、「ページ」を表示させたらタブを「比較」に切り替えます。ここに比較したい記事を入力して「適用」をクリック。

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順5

すると、このように2つの記事の検索パフォーマンスを比較して見ることができます。

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順6

狙っているキーワードが重複している、または内容が似たような記事がある場合、どちらをメインにして内部リンクを集めるべきか、どちらかの内容を変えるなどを判断するときに使えます。単体記事の場合と違って結果が見づらいですが、比較調査できることも覚えておいてくださいね。

「流入キーワード」の調査で分かること

サーチコンソールで「流入キーワード」を調査すると、検索エンジンがどのように記事を認識し、検索結果に表示しているかが分かります。

調査してみると、狙ったキーワードで表示されていなかったり、反対に狙っていないキーワードで表示されていたりと、意図しない結果になることも多いので、定期的にチェックしておいた方がいいでしょう。

狙ったキーワードで表示されていないのであれば、タイトルや記事内容を変えたり、対象キーワードを増やすといった施策を打てます。アクセス数が増えないのは、そもそも狙ったキーワードが検索結果に引っかかっていないのが原因かもしれません。

狙っていないキーワードで表示されていて、かつ、ある程度の検索回数がついている場合、お宝キーワードの可能性があります。これが「流入キーワード」を調査する大きなメリットで、需要があるのに競合が少ないキーワードが見つかれば儲けものです。

たとえば、下記の結果の場合、「夜型 治らない」というキーワードの掲載順位が3.3位とありますが、記事に「治らない」という言葉は書いていません。「治」の漢字も本文中で一回しか使っていませんが、このキーワードで上位表示されてアクセスもあります。

これは、検索エンジンが「検索インデント(検索意図)に合致している」と判断したからでしょう。このキーワードの順位を上げたいのであれば、記事中に追記すればいいわけです。

サーチコンソールで流入キーワードを調べる方法・手順4

このように、「流入キーワード」の一覧をチェックすれば、意外なキーワードで検索に引っかかっていることがわかります。ビックキーワードやミドルキーワードで上位表示が難しくても、ロングテールキーワード(複合キーワード)で検索に出ているのであれば、そのキーワードを狙ったタイトルや記事に切り替えるのもひとつの戦略です。

想定していないキーワードが意外と検索回数が多かったりするので、それを見つけるために、サーチコンソールで「流入キーワード」を調べることをおすすめします。

サーチコンソールでインデックス登録リクエストをする方法は、別記事で解説しています。こちらもぜひ参考に。

検索順位を一括でチェックするなら「GRC」が便利です。SEO業界では超定番の検索順位チェックツールなので、本格的にSEO対策するならPCに入れておいた方がいいでしょう。

GRCの詳細はこちら↓

ABOUT ME
ケンタトニック(旧モジャー)
コンテンツSEOに強いフリーランスのWebディレクター/Webライター、フリー歴10年。 ディレクション受注実績:出版社、営業ツール、音楽スクール等のオウンドメディア運用・改善。
関連記事
SEO・アクセス解析

強調スニペットに出やすい記事の特徴、5つのポイントを押さえて検索0位を奪取!

2019年7月4日
フリーランスの生存戦略 -Webライター/Webディレクターのノウハウ
強調スニペットは、「検索0位」とも呼ばれるGoogleの検索結果です。1位の上に表示されるので検索0位と呼ばれています。 強調スニペッ …
SEO・アクセス解析

Analyticsで参照元サイトごとのページビュー数(PV数)を確認する方法

2020年12月13日
フリーランスの生存戦略 -Webライター/Webディレクターのノウハウ
Analyticsで参照元サイトごとのセッション数、ページごとのページビュー(PV)数を計測するのは簡単です。でも、参照元サイトごとのPV数 …
サーチコンソールの「アドレス変更」ツールの使い方 SEO・アクセス解析

サーチコンソールの「アドレス変更」ツールの使い方、Googleにドメイン移転を通知

2021年2月5日
フリーランスの生存戦略 -Webライター/Webディレクターのノウハウ
サイトのドメイン移転に伴い、サーチコンソールの「アドレス変更」ツールを使ってみました。「アドレス変更」はGoogleにドメインの移転を知らせ …
無料で使えるサジェストツール SEO・アクセス解析

無料で使えるサジェストツール6選、Googleの検索キーワード選定に大活躍!

2019年4月13日
フリーランスの生存戦略 -Webライター/Webディレクターのノウハウ
サジェストキーワード(検索窓で自動で表示されるキーワード候補)は、ユーザーの検索意図や検索傾向を調べるのに便利です。 ただ、検索窓に表 …
Search Analytics for Sheetsの使い方 SEO・アクセス解析

サーチコンソールのデータをスプレッドシートに出力するアドオン「Search Analytics for Sheets」の使い方

2019年9月26日
フリーランスの生存戦略 -Webライター/Webディレクターのノウハウ
Googleスプレッドシートのアドオン「Search Analytics for Sheets」は、サーチコンソールのデータを任意で選択して …