未経験のフリーランスが何年で食えるようになったのか、体験談をお話しする

未経験のフリーランスが何年で食えるようになったのか、体験談をお話しする



この記事を書いている時点でフリーランス6年目に入りました。
私は未経験からWebライターのフリーランスになったのですが、どうにか生計を立てられるようになりました。
では、未経験の私がどうやって食えるようになったのか?
1年目、2年目、3年目と時系列に沿って解説していきます。
職種やスキルによって生計を立てられるようになる年数は変わりますので、ひとつの参考としてご覧いただければと思います。

フリーランスとして開業する前

某CDショップの契約社員として3年働いた後、退社してフリーランスになりました。
元からフリーランスを目指していたわけではなく、Webライターの仕事に興味を持つようになってからフリーランスになろうと考え始めました。

CDショップでCDのキャプションを書いていましたが、ライターの経験はなかったので全くの未経験でした。
経験を積まないことには稼げるようにならないと思い、ひたすらライターサイトで記事を書きまくりました。
単価はめちゃめちゃ安かったのでほとんと稼ぎにはなりませんでしたが、経験を積むために必死で書きました。

私が意識したのは、とにかく早く、短時間で多く記事を書けるようにスピードアップすること。
タイピング速度のアップはもちろん、短時間で全体の構成を考えて記事を書くスキルを身につけました。
そのおかげでめきめきと執筆速度が早くなり、今の自分の武器となりました。

未経験からフリーランスになるなら、単価が安くてもとにかく経験を積むことが大事です。
どこかで低単価から抜け出すきっかけを掴まければなりませんが、経験がないことには単価も上がりません。
ただがむしゃらに仕事をするのではなく、身につけたいスキルを設定して取り組むようにしましょう。

詳しい経緯は別記事で書いていますので、よかったら読んでください。

未経験からフリーランスのWebライターとして開業するまでの経緯

フリーランス1年目

Webライターという仕事を理解できたところで、個別に契約してくれるクライアントを探すことにしました。
正直、アピールできるほどの実績はありませんでしたが、「@SOHO」で自分でもできそうな案件を探して応募し、運よく採用してもらえることになりました。
そのクライアントは自社でSEO対策を行っていて、自社サイトに掲載する記事を書いてくれるライターを募集していました。

リンク:@SOHO
@SOHO

私が開業した時はまだクラウドソーシングが普及していなかったのですが、今はクラウドソーシングで仕事を探すという手段があります。
クラウドソーシングは未経験のフリーランスが経験を積む場としては非常に良いと思います。

リンク:ランサーズ
※メールアドレスだけで簡単に登録できます。
※非公開案件の閲覧には登録が必要です。

ランサーズ

最初のクライアントが見つかったタイミングでフリーランスとして開業しようと決心しました。
税金対策のためでもあったのですが、どうせなら覚悟を決めようと税務署に開業届を出しに行きました。

本当に運が良く、フリーランス1年目からそこそこいい単価でお仕事をいただくことができました。
単価がいいですし、仕事量も多かったので、1社だけで生活できるくらいの収入がありました。
運の良さもあったので、自分の実力と勘違いして慢心しないようにしようと思っていました。

真面目とマメさが取り柄なので、要望通りに仕事をこなしていると、どんどん新しい案件も依頼していただけるようになりました。
記事執筆が主な仕事だったのですが、WordPressとMovable Typeでサイトを立ち上げて、そこに記事を投稿していく仕事も依頼していていただけるようになりました。
WordPressは開業する前に勉強したので扱えたので、本当に勉強していて良かったです。
Movable Typeは未経験だったので戸惑ったのですが、担当の方に教えてもらいながら扱えるようになりました。

私の経験から、WebライターになるならWordPressを扱えた方がいいです。
その理由は別記事で詳しく解説しています。

フリーランスのWebライターになるならWordPressを絶対扱えた方がいい

未経験のフリーランスにしては、1年目は順調すぎるといった感じです。
1年目からクライアントとの出会いの大切さを実感しました。

フリーランス2年目

2年目も変わらず、最初に契約したクライアントからたくさんお仕事をいただけました。
まだGoogleがパンダアップデートとペンギンアップデートを導入する前で、サテライトサイトからの自作自演リンクが通用していたため、WordPressとMovable Typeでサイトを立ち上げては記事を書くのが主な仕事でした。

当時、ブラックハットSEO全盛の時代で低品質な記事が横行していましたが、私は記事内容にはこだわりを持っていたので、人に役立つ記事を意識してずっと書いていました。
SEO対策としての自作自演リンクは行っていましたが、記事は内容のあるものだったと自負しています。

後ほど書きますが、今はサテライトサイトからの自作自演リンクが禁止されていますので、絶対にしないでくださいね。

フリーランス3年目

順調かに思えたフリーランス3年目。
ついにアイツらがやってきました。

そう、パンダアップデートとペンギンアップデート!
Googleが検索結果の質のためにヤツらを解き放ったのです。

パンダアップデートは低品質なコンテンツを上位表示させにくくするアルゴリズム、ペンギンアップデートは自作自演リンクやスクレイピングを行なっているサイトの評価を下げるアルゴリズムです。
コイツらの登場により、SEO業界は大きく変わることとなります。

当時、自作自演リンクはSEO業界で広く普及していた手法だったのでどこのサイトも行っていたのですが、当然ながらクライアントのサイトもペンギンアップデートに引っかかり、検索順位を大きく下げられることになりました。
ペナルティを解除するためにサテライトサイトを削除し、なんとか順位は回復したのですが、自社でSEOをするのをやめてしまったので、仕事が一気になくなりました。

その時、2社からお仕事を頂いていたのですが、そのクライアントからの収入がメインだったので、あぁ・・・これはヤバイ・・・!!と本気で思いました。
フリーランス3年目にして仕事減による収入大幅減を経験することに。
リスク分散をしていませんでしたし、1社に頼りっきりのリスクを分かってなかったんですね。

フリーランス4年目

メインのクライアントからの仕事がなくなり、収入が大幅に下がりました。
貯金を切り崩しながら、細々とした仕事でなんとか食いつなぐも、なかなか良いクライアントに巡り会えず。
「@SOHO」で案件を探して仕事をもらうも、以前のような収入に戻すことはできず、厳しい生活を送っていました。

そんな時、あるクライアントに出会い、継続して仕事をいただけるようになりました。
そのクライアントとは今もたくさん依頼をいただいていて、低迷期から脱出するきっかけを与えてくれました。

当初、会社を立ち上げたばかりだったそうで、ちょうどいいタイミングで応募したようです。
まとまった記事数を依頼いただけたのですが、短時間で大量に記事を書ける私のスキルが役に立ち、創業期のピンチを乗り切れたと後に話していただけました。

思い返せば、といって現在から約3年前ですが、4年目はフリーランスとしての分岐点だったと思います。
あの時「@SOHO」で応募して本当に良かったと思っています。
マジで、本当に、リアルに、ガチで、生活が苦しかったので、たくさんお仕事をいただけるようになって嬉しかったです。
期待に応えようと懸命に記事を書きましたし、今までやったことのないテーマの記事もたくさん書かせていただきました。
経験を積むという意味でもすごく意義のある一年でした。

フリーランス5年目

コンテンツSEOの時代に入り、記事の質がより重視されるようになったので、私はひたすら記事の質を上げることに専念しました。
そのおかげで、徐々に収入が上がっていき、ようやく苦しい生活から抜け出すことができました。
仕事がなく低単価で記事を書いていた時と比べると1記事あたりの単価がかなり上がり、収入が回復していきました。

まだ稼げているという満足感はなかったので、もっともっと稼げるようになりたいと思っていました。
これまで単価交渉をしてきませんでしたが、記事内容と執筆時間の割が合わない案件に関しては、単価交渉をすることにしました。
単価交渉で依頼が来なくなる可能性もありましたが、その単価で続けていくのはちょっと厳しいと思っていたので、依頼が来なくなったらその時はその時と思い、交渉をすることに。
単価アップを希望する理由をきちんと説明したこともあり、単価を上げていただくことができました。

たいていのテーマの記事は書けるのですが、ひとつだけどうしても自分に合わないテーマがあったので、初めて依頼を断ったのもこの時です。
依頼をいただいた分はきちんと仕上げて納品しましたし、クライアントからのご指名でぜひ私に書いて欲しいと次回以降の依頼をいただいたのですが、あまりにも書くのに時間がかかりすぎてしまい、記事の質にも関わると思ってお断りさせていたただきました。
お断りする理由を説明したこともあり、それ以降も他の案件を依頼していただいています。

できれば依頼していただいた案件はすべてお受けしたいのですが、苦手であるがゆえに記事の質に自信が持てないテーマに関してはお断りすることにしています。
Webライターは何でも書けるようになった方がいいのですが、それでも向き不向きなテーマがあります。
収入面でも不向きなテーマの記事を書くことはマイナスになる場合があるので、そこは過去の経験から判断するようにしています。

この件に関しては、別記事でも書いています。

フリーランスは克服できそうにない苦手な仕事をやるべきではない、その4つの理由

フリーランス6年目

そして今、フリーランス6年目に入りました。
苦しかった2年前と比べると単価は随分上がり、生活にも余裕を持てるようになりました。
単価交渉はたまにしかしないのですが、クライアントの方から単価アップの提示をいただくことが多くなったので助かっています。

私の仕事は基本的に指定されたテーマで記事を書くのですが、テーマの企画を考えるお仕事もいただけるようになりました。
言わばこういうテーマの記事はどうですかと提案する仕事なのですが、今まで指定された記事を書くだけだったので、自分からテーマを見つけるという仕事は新鮮で楽しいです。

ネタ探しに苦労する時もあるのですが、日々、アンテナを張ってネタを探すようになったので、いろいろなことに興味を持つようになりました。
これはWebライターをしていて良かったと思うことで、今まで興味がなかったことにも興味を持つことで、どんどん見聞が広がっていきます。
人と会話する時のネタのストックにもなりますし(コミュ障なのでネタがあってもうまく話せないという弱点はあれど)、単純に興味が広がると楽しいですよね。
テレビを見ていても「あ、これ記事にできそう」とか、流行っているお店を見て「こういうマーケティングをしているのだろう」とか推察したり、何をしていても仕事につなげるという意識が生まれました。

日常生活の中でネタを探すというのは、Webライターの仕事に限ったことではありません。
たとえばアプリ開発にしても日常生活からヒントを得ることがあるでしょうし、新しいWebサービスの開発のヒントも日常に転がっているでしょう。

話が少し逸れましたが、フリーランス6年目に入り、これから何をしていくべきなのか考えている最中です。
Webライターという仕事はこれからも続けていきますが、何年この仕事で食べていけるか分からないので、自分で事業を立ち上げることも考えつつ日々仕事をしています。
日常のネタ探しは、ビジネスのヒントをストックしておくという意味もあります。
Webの世界は10年経ったらどう変わっているか分からないので、常に変化に対応できるように準備しておければなと思っています。

まとめ:クライアントとの出会いが大事

未経験から何年で食えるようになるかは、クライアントとの出会いが大きいと考えています。
私の場合、幸運にもいいクライアントと出会えたのでフリーランス1年目で生活できるだけの収入を得られましたし、今も懇意にさせていただいているクライアントのおかげで生活ができています。

3年目、4年目は仕事を探すのに苦労しましたが、それは経験不足だったからだと思います。
未経験から生計を立てられるようになるためには、とにかく経験を積むしかありません。
経験を積めばアピールできる材料が増えるので、できる仕事も増えてきます。
仕事の幅を広げるには、とにかくやってみるというのも大事です。
やってみて合わなければ方向性を変えればいいですし、自分に合っている案件ならスキルを磨けば収入アップが期待できます。

未経験からフリーランスになりたいと考えている方は、将来の稼ぎになるスキルや経験が身につく仕事を探すことをおすすめします。







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