祟る(たたる)と崇める(あがめる)は異なる漢字。意外と気付かない漢字の勘違い




「祟る」と「崇める」をパソコンやスマホで見ると、同じ漢字に見えますよね?でもよーく見てみると、それぞれ違う漢字であることに気付きます。漢字も送り仮名も似ているので勘違いしてしまいますが、「祟る」と「崇める」は違う漢字です!

ちゃんと見ているようで、実は見えていないのですよね。今回は、そんな勘違いしてしまう漢字のお話。

「祟る」と「崇める」の漢字をよーく見てみると…?

まずは、この画像で「祟る」と「崇める」の漢字を、よーく見てみてください。

祟る-崇める-読み

気付きましたか?そうです、「祟る」と「崇める」では、部首が違います!

細かく言うと、「祟る」の部首は「示(しめすへん)」で、「崇める」の部首は「山(やまへん)」ですが。よく見ると、違う漢字であることに気付きます。

祟る-崇める-読み方

送り仮名は、「祟る:(たた)る」、「崇める:(あが)める」となります。「崇る(あがめる)」、という送り仮名はありません。

漢字は似ていますが、意味は真逆。

「祟る(たたる)」は、「神仏や怨霊が災いをもたらす」という意味。

「崇める(あがめる)」は、「神仏を敬う」という意味。

パソコンやスマホで入力すれば自動変換されるので、ほぼ間違えることはないですが、手書きする時は、注意しなければなりません。

うっかり、「崇める」を「祟める」と書いてしまうと…、神仏の怒りを買いそうで怖いですね…。

崇峻天皇と崇徳天皇

ただ、「崇」の字を追号された、崇峻(すしゅん)天皇と崇徳(すとく)天皇の最期を知ると、「祟(たたる)」と無関係ではないように思えてきます。

というのも、崇峻天皇は、臣下によって暗殺され、非業の死を遂げています。

そして、崇徳天皇は、配流(流罪)された讃岐で最期を遂げています。その崇徳天皇には、怨霊伝説が残っていて、「祟りがある」と恐れられていました。

このように両天皇は、深い怨みが残るような最期を迎えています。

「祟る」と「崇める」は異なる意味の漢字ですが、神仏を崇めることと神仏から祟られることは表裏一体なのかもしれないですね…。







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