別サイトの一部記事を本サイトにするため、「Simple 301 Redirects」というWordPressプラグインを使いました。これがまた超簡単に301リダイレクトできてしまうのです。
面倒な設定は一切なし。.htaccessを使う必要はなし。鼻くそほじりながらでも301リダイレクトの設定ができます。
プラグインの紹介がてら使い方を解説します。
【目次】
Simple 301 Redirectsのインストール
「Simple 301 Redirects」はWordPressからプラグイン検索すればでてきます。
配布ページのリンクはこちら。
インストールするのは元記事があるサイトの方です。元記事サイトからプラグインで301リダイレクトを指定します。
「Simple 301 Redirects」を使おうという方はインストールの仕方はご存知だと思うので割愛します。
Simple 301 Redirectsの設定
設定項目はたったこれだけ。
左側の「Request」には元記事を相対パスで指定します。
右側の「Destination」にはリダイレクト先の記事を絶対パスで指定します。
あとは「変更を保存」を押すだけ。はい、設定完了。
ワイルドカードの使い方
この「Simple 301 Redirects」にはひとつだけオプションがあります。
「Use Wildcards?」にチェックを入れるとワイルドカードが使えるようになります。ワイルドカードを使うと、ディレクトリ以下が同じ複数のURLをまとめてリダイレクトできるように。
たとえば、以下のようにディレクトリを変更した場合、ワイルドカードを使えば複数URLをまとめてリダイレクトを指定できます。
【ワイルドカードなし】
移行元 移行先
/howto/page1/ → /knowledge/page1/
/howto/page2/ → /knowledge/page2/
/howto/page3/ → /knowledge/page3/
【ワイルドカードあり】
移行元 移行先
/howto/* → /knowledge/*
複数の移行元から、特定のページにリダイレクトさせることも可能です。その場合は移行先のURLにワイルドカードは使いません。
【ワイルドカードなし】
移行元 移行先
/howto/page1/ → https://fr-strategy.jp/knowledge/nandeyanen/
/howto/page2/ → https://fr-strategy.jp/knowledge/nandeyanen/
/howto/page3/ → https://fr-strategy.jp/knowledge/nandeyanen/
【ワイルドカードあり】
移行元 移行先
/howto/* → https://fr-strategy.jp/knowledge/nandeyanen/
301リダイレクトで元記事のSEO評価を引き継いでくれるの？
以下の記事によれば、どのようなリダイレクトでも元記事のSEO評価を引き継いでくれるようです。
どんなリダイレクトでも、元ページのSEO評価は引き継ぐ／301, 302, 307いずれも / SEO Pack
301リダイレクトは恒久的に、302と307は一時的にURLを変更する場合に使います。301、302、307のいずれを使ってもSEO評価は引き継がれるということなので、別サイトへの移行時にリダイレクトするときはSEO評価を気にしないでいいと思います。
元記事の被リンクも引き継いでくれるということなので、元記事がGoogleに評価されていればSEOにプラスになるかもしれません。
301リダイレクトを設定したら、元記事を非公開にしておいた方がいいでしょう。
301リダイレクトを設定した後、しばらくして検索をしてみると、元記事があった場所にリダイレクトした記事が差し替わっていました。どうやらしっかり検索順位を引き継いでくれているようです。元記事と同じくらいのアクセスがあるので、移行は成功したみたいですね。
まとめ
「Simple 301 Redirects」はヒジョーに簡単に301リダイレクトができる便利なプラグインです。301リダイレクトを使えばSEO評価を引き継いでくれるということなので、別サイトでアクセスがそこそこあった記事を本サイトに移行しました。
.htaccessを使うより断然簡単ですし、記述ミスをしても修正が容易なのでとても使いやすいです。簡単に301リダイレクトを設定したい方はぜひ。
