フリーランスでWebライターをやっている、モジャと申します。猫とはコミュニケーションを取れますが(一方的に)、ワタクシ、かなりのコミュ障で人見知りでございます。
後ほど紹介しますが、コミュニケーション能力テストでは、「超会話下手」という診断結果が出ております。しかも、私が会話上手を目指すのは「年老いた象が空を飛ぶ夢を見るようなもの」というレベルだそうです。
夢くらい見させてくれよ。
そんなわけで、コミュ障で人見知りがフリーランスになったらどうなったか、私の経験談をお話ししようと思います。
※私のコミュ障レベル紹介なんて読みたくねえよという方は、こちらから結果をお読みいただけます。でも、できれば前半も読んでほしいです。
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【目次】
私のコミュ障レベル
緊張すると手が震え顔が引きつる
初対面で緊張すると手が震えたり頬が引きつったりするレベルです。自分の意思では震えはどうにも抑えられず、震えがバレていないかガクガクブルブル。
相手に気づかれないように必死で耐えていますが、どうもバレているもよう。
うわっ、恥ずかしい…。
よくどもる
どもりもひどいです。焦って話そうとするせいか、よく言葉を噛みます。恥ずかしいぐらいに。
最近はマシになってきましたが、油断すると家族や友達と話す時もどもります。初対面なんてどもるリスク高すぎです。どもらない自信ありません。
自分に自信がないゆえにどもるのだと思います。自分の主導で会話をするのは超苦手。ゆえに、聞き役に回ることが多いです。
「何言ってるか分からない」と言われる。
たまに、「何言ってるか分からない」と言われます。そのたびにチキンハートがキューッとなります。
昔、上司に「君が何言ってるか分からないってみんな言ってるで」っと言われたこともあります。
みんなって…誰のことですか…みんなって…。あれは傷つきました。ちゃんと話を伝えられない私が悪いのですけどね…。
コミュ障かテストしてみた
こちらのサイトで自分がコミュ障なのか、テストしてみました。もしかしたら自分でコミュ障と思っているだけで、実際は違うかもしれませんしね。うん、きっとそうだ、もういい大人なんだからコミュ障なわけない。
では早速テストをば。
ふむふむ、全部で10問ね、はいはい。
そして結果は…
自意識過剰で考えすぎな、超会話下手
うるせえ、誰が自意識過剰で考えすぎな、超会話下手だ。
あ、すみません、どストレートな言い方だったのでつい…。
もしかしてコミュ障じゃないかもと思った自分が恥ずかしい。
真性のコミュ障のようです。
なになに?
あなたがいまさら会話上手を目指すのは、年老いた象が空を飛ぶ夢を見るようなものです
だと?
うるせえ、誰が年老いた象だ。
あ、すみません、たとえがもう人間ですらなかったのでつい…。
年老いていようがいまいが象は空飛べませんけどね!
なんて反論しても虚しいだけ。
アドバイスはというと、
無口で頑固なキャラを目指しましょう
無愛想な大物政治家のイメージを目指しましょう
ああ、もうコミュ障を脱するのは無理なのね。
頑固キャラとか、無愛想な大物政治家とか、絶対嫌われるじゃん。無理ゲーじゃん。
まさかここまでひどいコミュ障とは…。
コミュ障レベルをさらに掘り下げて書いたのがこちらの記事。コミュ障で悩んでいる方は共感していただけると思います。
人見知りがフリーランスになった理由
そんな人見知りレベルのひどい私がなぜフリーランスになったのか。いや、人見知りだからフリーランスになったというべきか。
そこは判断が難しいところですが、とにかく今はフリーランスのWebライターとして働いています。結論から言えばなんとか生計を立てられています。
フリーランスになった理由はいくつかあるのですが、ひとつは再就職に挫折したからです。
前はCDショップの契約社員として働いていたのですが、面接は私服で良かったですし(私はスーツを着ていって驚かれましたが)、ラフな感じだったのでそれほど緊張はしませんでした。
しかし、退職して再就職をしようと就活をはじめたところ、致命的なことに気づきました。
面接でまともにしゃべれねえ。
一応回答は準備していきましたが、緊張でうまく話せず、想定外の質問にはうまく答えられず、もうボロボロ。録画して見直したら、きっと、自決したいレベルにひどい内容だったと思います。
自分でも何言ってるかわかんねえんだもん、面接官がわかるはずねえ。
慣れもあると思いますが、「多分経験を積んでも面接は無理」と思いました。それにやりたい仕事があって就活していたわけじゃないから、熱意もなくやっても無駄だと悟り、潔く就活をやめました。無理だもの。
そう、転職を失敗した私に残されたたったひとつの道はフリーランスだったのです。
人見知りがフリーランスになったらこうなった
一口にフリーランスといってもWebデザイナー、プログラマー、エンジニア、カメラマン、翻訳家、コンサルタントなど職種はさまざまです。私はWebライターをやっているわけですが、雑誌のライターやルポライターなど、ライターによっても仕事内容が異なります。
フリーランスのWebライターになった私の状況はというと、自分でも言うのもなんですが、うまくやれています。
基本的に家で一人で仕事をするので人に会いませんし、クライアントとのやり取りはチャットかメールが基本です。たまに電話がかかってくることがありますが、その時はもちろん緊張します(エヘッ)
チャットなら文章を考えて、自分のタイミングで送信できるので、コミュ障でも問題ありません。
2度ほどクライアントの方とお会いしましたが、いやー緊張しましたね。気さくな方だったので話しやすかったですが、内心ドッキドキですよ。
でも、人と会うのはそれくらいですね。基本的にはクライアントと会う機会は少ないですし、チャットかメールだけのやり取りなので、お会いしたことがないクライアントもたくさんいます。それでも仕事が成り立つなんて、ネットって便利ね。
コミュ障で人見知りでもフリーランスをやっていける
Webライターという仕事の特性もあるかと思いますが、人と会う機会が少ない職種ならコミュ障でも人見知りでもフリーランスをやっていけると思います。
現に、天性のコミュ障である私がやっていけてるのですから、間違いありません。チャットとメールで問題なくやり取りできれば、フリーランスになれます。人と会う機会が多い職種だと、ちょっと厳しいかもしれませんが。
フリーランスは営業しなければならない、とよく言われますが、私は営業をしたことがありません。
今はクラウドソーシングが普及しているのでネット上で仕事は探せます。Webライターは営業以外に仕事をもらう方法があるので、コミュ障の私には天職だと思っています。飛び込み営業なんてしなくても全然やっていけます。
しかしまあ、将来のことを考えると、Webライターで一生食べていけるのかという不安はありますが、発注する側になったとしても、ライターと会うことはないのでなんとかなるとは思います。
デキることを増やしていかないと、とは常に思っています。アフィリエイターに転職するというのも考えていませんし、どうしようか。
コミュ障がネットで仕事を探す方法
ネットなら、コミュ障でも仕事を探すのは難しくありません。「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったクラウドソーシングなら、対面せずに仕事を受注できるので、コミュ障でも問題ナッシング!ネットだけで受発注が完結するのは、コミュ障にはほんとありがたい。
クラウドソーシングでどうやって仕事を受注するのか、どういう案件があるのか、こちらの記事で詳しく解説しています。ネットで仕事を探すなら、クラウドソーシングの仕組みの理解は必須。
クラウドソーシングで仕事を探すなら、「クラウドワークス」は登録しておきたいサイト。「クラウドワークス」から在和ワークを始める人も多いです。
200種類以上の仕事カテゴリー
仕事依頼数 約238万件
「クラウドテック」は、上記の「クラウドワークス」が運営するフリーランス向けの求人サイトです。エンジニアだけでなく、デザイナー・クリエイター、ライターの求人案件も扱っています。
クライアントとフリーランスをマッチングしてくれるのが「クラウドテック」の特徴で、求人の紹介だけでなく業務終了までサポートしてくれるので安心です。「クラウドワーカーあんしん保険」という就業不能に備える保険もあるので、その点もイイなと思います。
クラウドソーシングより単価の高い案件を探したいなら、「レバテックフリーランス」のようなフリーランス向けの求人サイトを利用するといいですよ。
コーディネーターがサポートしてくれるので、コミュニケーションが苦手な人ほど助かると思います。コミュニケーションがうまくとれず、仕事を得られないと一人で悩むより、相談できる相手がいる方が安心ですしね。
コミュ障だってフリーランスで立派に仕事ができる
転職が無理だと分かった時はどうして生きていこうかと死ぬほど悩みましたが、人間追い込まれればなんとか打開策を見つけるものです。私にとってそれがフリーランスのWebライターという働き方だったわけで、おかげで職がなくて人生詰むのは回避できました。
私は取り立てて文章力があるわけでもないですし、ましてや出版社で働いた経験もありません。でもWebライターで生計を立てられています。
開業する前にフリーランスに必要なスキルを磨く努力をしましたが、コミュ障は改善されたわけではありません。だって人と話す機会ねえんだもん、コミュ障治るわけねえじゃん。
コミュ障であるのはもう自分の短所であると受け入れて、それ以外のスキルを磨くことにしました。それが私の生きるための戦略です。
コミュニケーション能力があればもっと稼げるかもしれませんが、生活できているので贅沢は言いません。
それに人と接するのが苦手であるがゆえにフリーランスになったのですから、コミュニケーションをとる機会が少なくて済む今の働き方を続けていきたいです。
コミュ障だから仕事ができないと嘆くのではなく、コミュ障でもできる仕事を探すことを考えてみてはどうでしょう? 前半部分をお読みになった方はお分かりいただけると思いますが、コミュ障レベルの高い私ですら仕事を見つけられたのですから、探せばきっと自分に合った仕事が見つかるはずです。
とは言え、会社員を辞めてフリーランスになるにあたり、現実的な問題もあります。フリーランスに転職する前に、どういった問題が解決しておくべきなのか、以下の記事読んで対策を考えておきましょう。
フリーランスは人間関係のストレスがない
あまり人間関係をこじらせるタイプではないですが、いまのところ、フリーランスになって人間関係のストレスはないので楽です。仕事を一人でこなさなければならないプレッシャーはありますが、フリーランスの仕事では人間関係の悩みはありません。
いいクライアントに出会えたというのも大きいですね。ちゃんと要望に沿って仕事をしているので、クレームを言われたことはありません。
しかしまあ、人と会う機会を減らせば、そりゃ人間関係のストレスも減りまさあな。その代わりに人に会わない寂しさが募るという。私は家に猫がいるので、全っ然寂しくないですけどねっ!(強がり)
結論
私の結論としては、コミュ障や人見知りこそ、フリーランスが向いていると思います。選ぶ職種にもよりますが、人と会わずにできる仕事なら、コミュ障でも人見知りでも問題ありません。
あと、フリーランスになったら誰も代わりをしてくれないので、コミュニケーションに対する意識が変わるのも大きいかもしれません。
正直、フリーランスは自分で仕事を見つけてこないと生活できないので、コミュ障だとか言ってられないですからね。
個人事業主は、自分がやらねば誰も代わりにやってくれません。今でも他の人と比べるとコミュニケーションは苦手ですが、なんとかやれています。
今ならきっと、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」と胸を張って言えます。さ、再就職できなかったからって、落ちこんだりしてないですよ?涙で枕を濡らしたことはあるけど。